9月15日、16日にフランスのポール・リカール・サーキットにて開催されるボルドール24時間耐久ロードレースから、2018-2019 FIM世界耐久選手権が始まる。そしてチームSRCカワサキ・フランスはタイトル候補の1つと見なされている。
ファクトリー体制のフランスチームはGilles Staflerによって率いられているが、チームは最近ダヴィッド・チェカをチーム新たに加えた。彼は2003年からGMT94ヤマハでレースを続けており、チームと共に2004年、2014年、2016-2017年シーズンに3度世界耐久選手権チャンピオンを獲得している。
ダヴィッド・チェカの経験はチームSRCカワサキ・フランスにとって大きなメリットとなり、これによって、チームは開幕戦から優勝候補と見なされている。なお、チェカのチームメイトはランディ・ド・プニエ、Jérémy Guarnoniとなる。
元MotoGPライダーのランディ・ド・プニエは、はじめてのボルドールを2016年にチームSRCカワサキ・フランスで走っており、2位でレースを終えた。そしてその後の活躍はご存知の通りだ。Jérémy Guarnoniはヨーロッパスーパーストック1000で素晴らしい記録を残しており、2018年のル・マン24時間耐久レースからチームに加入している。
チームSRCカワサキ・フランスは2009年にGilles Staflerが作ったチームで、耐久レースの世界で素晴らしいレベルのチームを維持している。チームは5度ル・マン24時間耐久レースで優勝、ボルドールでは3度優勝している。なお、チームSRCカワサキ・フランスは1981年、1982年、1991年、1992年、1994年、1996年の6度チャンピオンに輝いている。
(Source: EWC)
(Photo courtesy of EWC)