ルーキー最速、そしてヤマハ最速で予選を終えたファビオ・クアルタラロ。15km/h近くのトップスピードの差をもろともせず、あと少しでポールポジションを獲得するとことでした。レース全体ではどうしてもコーナー、ブレーキングでストレートで失った部分を挽回する必要があるため、タイヤを後半にどこまで温存出来るかが重要です。
予選2位 ファビオ・クアルタラロ
「確かにヤマハのトップスピードは他のバイクに比べて劣っていますが、ポジティブさとネガティブさがあるんです。コーナーでは本当にフィーリングが素晴らしいんです。ヘレスのポールポジションは予想していないものでしたけど、ここでは終始良いタイムを記録出来ています。明日はまだどのタイヤを使用するかわからないんですが、ウォームアップでタイヤを試してみて方向性を決めたいと思います。」
「バイクは確かにホンダ、Ducatiよりストレートで遅いのですが、旋回性は最高で、高速コーナーで速いんです。明日は大きなグループでのレースになりそうですから、序盤にプッシュが必要でしょう。そしてその後は6人グループに別れるでしょう。そうなってからはタイヤをセーブして走行することが必要でしょうね。Moto2と比べてMotoGPバイクが乗りやすいなんてこともなくて、ヤマハのバイクはMotoGPクラスでは最も乗りやすいと言われていますが、乗りやすいMotoGPバイクなんてありません。Moto2と比較するとコースごとにタイヤも異なっていて電子制御、パワーに関してもすべてのコーナーで注意深く走行する必要があります。」
「明日の天候次第ですが、今日は色々なタイヤをテストしていました。ソフトでは終盤にタイヤの温存が必要ですし、ハードでは激しくプッシュすることが可能です。ミディアムはこの中間です。タイヤの選択は明日のウォームアップ次第でしょうね。」
(Source: sicracing)
(Photo courtesy of michelin)
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