ミシュラン ドイツGP決勝レースリリース

ミシュラン、マルク・マルケスは、ドイツGPにおいて新たなレースラップレコードを記録し、マルク・マルケスはザクセンリンクにおいて10連続優勝を果たしました。

土曜の予選で2回ラップレコードを更新しポールポジションを獲得したマルケスは、MICHELIN Power Slickタイヤを履いて素晴らしいスタートを切ります。ハードフロント、ミディアムリアという組み合わせでマルケスは序盤からプッシュし高速タイムを記録します。

マルケスは4周目にラップレコードを更新。5周目にさらにタイムを更新します。30周のレースでマルケスはリードを拡大。マルケスはそのまま優勝し、全クラス10年連続ポールポジションから、10年連続優勝を果たしました。

マルケスの後ろでは多くのライダーがバトルをする中で6種類のコンパウンドが使用されます。暖かく晴れた金曜、土曜に続いて、夜に降った雨で日曜は気温が下がります。スタート時点の路面温度は32℃。滑りやすくそれまでよりもグリップが低下した路面に合わせて、ミシュランの技術者の助言によって多くのライダーがスターティンググリッドでタイヤを交換しています。

91,131人の観客は、マーべリック・ビニャーレスがミディアムフロント、ハードリアの組み合わせでアッセンの優勝に続いて2位を獲得するのを見届け、カル・クラッチローはマルケス同様の組み合わせのタイヤで3位、そして独立チーム1位を獲得。

4位を獲得したのはダニロ・ペトルッチ、5位はチームメイトのアンドレア・ドヴィツィオーゾ、6位ジャック・ミラー、7位ジョアン・ミル、8位バレンティーノ・ロッシ、9位フランコ・モルビデッリ、10位はホルへ・ロレンソの代役として出場した地元ライダーのステファン・ブラドルでした。マルケスはこれでシーズン優勝数を5とし、チャンピオンシップにおけるリードは58ポイントとなりました。


ザクセンリンクでは今回初めてFIM Enel MotoEワールドカップが開催され、この新設のシングルメイクでは18人のライダーが参戦。全てのEnergica Ego Corsaにはミシュランタイヤが装着されています。昨日のE-Poleではニキ・トゥーリがポールポジションを獲得。

降り続いた雨によってレースはウェットコンディションとなり、7周に短縮されて争われました。しかし全てのライダーはMICHELIN Slick MotoEタイヤを使用出来る状況でした。フロントはミディアム、リアはソフトが用意され、レースがスタートするとブラッドリー・スミスがレースをリードします。しかし後半になってニキ・トゥーリに抜かれます。

しかしライダーターン8で転倒したことでエアフェンスに穴が空き、5周の段階でレースが中止、そのままの順位でレースが終了したため、ニキ・トゥーリが優勝、スミスが2位、激しく追い上げたマイク・ディメグリオが3位を獲得しました。次回のMotoEはオーストリアのスピルバーグにて第2戦が開催されます。

ミシュランはフランスに戻り、前半戦でタイヤが残した結果とパフォーマンスを振り返ります。この後MotoGPは3週間の夏休みに突入。8月4日にチェコのブルノにおいて後半戦が開始されます。

マルク・マルケス

「今日はタイヤが最も重要な要素でした。毎週末そうだとは言え、今週は特にそうでしたね。今日はハードリアを使用しようと思っていましたが、FP4のペース、それからウォームアップ、グリッドについてみてミディアムに変える決断をしました。ライバルもどのタイヤを選択するか迷っている状況でしたから、自分達は最後の最後で正しいタイヤを選択することが出来ました。
このレースは最初から最後まで100%でプッシュしてはいけないレースで、タイヤ、それからスライド量をコントロールして、バイクの変化をしっかりと確認しながら走行しました。素晴らしい仕事が出来たと思います。」

ニキ・トゥーリ

「今日の天候はベストとは言えませんでした。しかし土曜、金曜にタイヤは温かい気温の中で素晴らしい働きをしてくれました。フロントには全く問題がなかったですね。スライド、チャタリングもなく完璧でした。今日はコンディションのせいもあってそこまでプッシュしていません。タイヤはコンスタントで、グリップは終始安定していました。グリップがなくなる感触がまるでなく、フロントは最高でしたね。あまりにも素晴らしいので限界がどこなのかわからないくらいですよ。」

2輪モータースポーツグループ・マネージャー:ピエロ・タラマッソ

「今週末は天候が読めず難しい週末で、トラックがどうなるかわかりませんでした。金曜は極めて路面の攻撃性が高かったものの、素晴らしいタイムが記録されました。ライダー達は6種類のタイヤを使用し、土曜日はグリップレベルが向上。さらにラップタイムが改善しました。予選ではマルケスが新しいラップレコードを記録しています。昨晩雨でコンディションが難しくなり、タイヤの選択はスタート直前に行われました。その中で5種類のタイヤがレースで使用されましたが、これはミシュランが最適なタイヤを用意していたということの証明だと言えます。レースでは、マルク・マルケスが新しいラップレコードを記録、レース全体でのタイヤのパフォーマンスにも大いに満足しています。」

「MotoEの初レースは素晴らしいもので、いかに接近したレースとなるかを見せてくれました。テストを通じてミシュランは専用タイヤを供給してきました。そして彼らがレースの中でこのタイヤを使用して素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。オーバーテイクの数も多く、ライダー達がMICHELIN Slick MotoEタイヤの信頼を寄せていたことを証明していますね。」

「ニキ・トゥーリはこれでMotoEで初優勝を果たしましたが、彼を祝福したいと思います。またトリッキーなコンディションでレースをしたライダー達も素晴らしかったですね。このプロジェクトの一員となれたことを嬉しく思いますし、今回は初のレースということで、MotoGPの歴史の一部となることが出来ました。」

「Energica、Enelはより経済的で環境に優しいレーシングモーターサイクルを供給するという本当に素晴らしい仕事をしてくれました。持続可能なモビリティー、そして将来的なモーターサイクルレーシングにおいてこの新たな挑戦の技術パートーナーとなれることを、ミシュランは嬉しく思っています。」

「これから3週間の夏休みとなりますが、チームは開発の手を緩めませんし、ミシュランもまたブルノで再びトラックに戻る準備が出来ています。ブルノではレースの後にワンデーテストが開催されます。ここで2020年のタイヤを評価することとなります。そしてその後オーストリアでのレースに向かうことになるでしょう。」

(Source: michelin)

(Photo courtesy of michelin)