ダヴィデ・ブリビオ「2023年、2024年もリンス、ミールの組み合わせで行きたい」

4月になってアレックス・リンス、ジョアン・ミールとの契約更新を発表したスズキだが、チームマネージャーのダヴィデ・ブリビオによると、アレックス・リンスとは1年前から、ジョアン・ミールとは昨年中盤から契約更新で合意が取れていたという。なお、ブリビオとしては2人と2024年まで契約したいという。

2022年にサテライトチームを走らせたい思いは変わっていない

ダヴィデ・ブリビオ

2022年にサテライトチームを組織し、4台のGSX-RRを走らせようと思っていましたが、これは今も変わっていません。今まではライダー達との契約更新にかかりっきりでしたが、トップ層に今後重要になる問題解決のために時間を割いてもらっています。数週間、数ヶ月後にその時の状況と合わせながら話し合いが出来るでしょう。」

これは我々レース部門が引き続き検討を続けていて、実現したいと思っていることなんです。もちろんトップ層の承認は必要ですが、引き続きサテライトチームを組織することを目指して作業を続けています。

リンスとは1年前から契約更新の合意が取れていた

正直ライダー達との契約交渉は簡単でした。アレックス・リンスは12ヶ月前からTeam SUZUKI ECSTAR(チーム・スズキ・エクスター)残留の意思を告げてくれていました。実は昨年この時期に日本を訪れた際に、経営層と既にライダー達の契約更新について話し合いを行っていました。1年前ではありましたが、スズキがどういった考えなのか確認しておきたかったんです。最終的には2021年と2022年にアレックス・リンスとジョアン・ミールで引き続き戦っていきたいという方向で意見が一致していました。

「同時期にアレックスがやってきて”これからもスズキで走りたい。僕の成績に満足であればすぐに契約を更新したい”と言ってくれました。そのまま契約更新を進めたかったものの、5月、6月、7月にスズキの社長に確認をする必要がありました。しかし会社が求めるよう徐々に進める必要があったため、スズキが考える適切なタイミングを待っていたんです。」

「2019年は2020年シーズンのことを考え、2020年になれば2021年のことを考え始めます。ですから、こういうタイミングでの契約更新となりましたが、アレックスに関しては既に1年前から契約更新が決まっていたんです。

ミールとは2019年中盤に契約更新の方向で合意していた

ジョアン・ミールについては昨年中盤に話し合いを行い、彼とも継続をしたいと考えていること。共に長期間のプロジェクトを進めていきたいと話し合っていました。彼との作業にも十分満足していましたし、お互い今の状況を変える必要性はどこにもないということで合意が取れていました。」

「安定感は将来的についてくると思っていましたし、彼もスズキに残る意思がありました。それに彼の場合は契約延長のオプションもあったわけですから、その権利を行使したんです。」

両ライダーがトップ5、トップ6で走ることが目標

「両ライダーと契約更新が出来て本当に嬉しいです。アレックスはMotoGPで優勝出来ることを証明しましたし、トップライダーの仲間入りをしました。ジョアンもそのレベルに到達出来るポテンシャルがあります。両ライダーをトップ5、6で走らせるのが今の目標です。

アレックス・リンス、ジョアン・ミールと2023年、2024年も共に戦いたい

「マルク・マルケスの4年契約は誰にとっても驚きでした。もちろん我々もアレックスとジョアンを長期間囲い込みたいと思いますが、そのためにはスズキも競争力が高いバイクを供給し続ける必要があります。そうでなければライダー達は他のメーカーに目移りしてしまいます。」

「彼らと長期間の契約を結ぶことは何の問題もありませんが、スズキにとっては特殊な契約ということになるでしょうね。今の時点ではアレックスとジョアンと、2023年、2024年も共に戦いたいと思っていますよ。

アレックスとジョアン以外のライダー達とは全く交渉していません。状況は注視していましたが、マルケスはホンダに残り、クアルタラロはヤマハ、ビニャーレスもヤマハ残留を希望しつつもDucatiも視野に入れていました。そもそも我々のターゲットはアレックスとジョアンでしたので、他のライダーと交渉する必要性はなかったんですよ。」

(Source: suzuki-racing)

(Photo courtesy of suzuki-racing)