オーストリアGPでは上位を狙えるペースがあったにも関わらず、ポル・エスパルガロとの接触で無念のリタイアとなったミゲル・オリヴェイラ。あくまでもレーシングアクシデントだと理解しつつも、イン側が空いていればオーバーテイクをしかけるのは当然、ラインを外れた後に、何も考えずレコードラインに戻れば他のライダーとラインが交錯するのは考えなくともわかると話す。
ミゲル・オリヴェイラ

イン側が空いていれば、オーバーテイクをしかけるは当たり前

ミゲル・オリヴェイラ

「ポル・エスパルガロはいくつかのコーナーでワイドになっていました。ターン4で彼に接近していた時、彼はかなりワイドにラインを外れたんです。ライダーとしてはイン側が空いていれば飛び込むのが普通です。ですから彼をオーバーテイクしようとしたわけです。彼がレコードラインに戻って来る際にイン型にいる自分に気づかず、それで接触して転倒したわけです。データを見ても、あの転倒は自分のバイクに後ろ側(斜め後ろ)から衝撃が加わったことによるものであったことがわかっています。」

この転倒劇に関しては本当に頭に来ています。KTMのバイクと接触して転倒するのはこれで2回目ですし、昨年ザルコに突っ込まれたのを合わせると3回目です。こういうことが何度も起きると頭にくるのは当然でしょう。レーシングアクシデントだということは理解していますが、ポルはああいった場面でイン側を見ていないことが多いですよね。ブルノでもザルコと接触していますし。
ミゲル・オリヴェイラ

トップ5を狙えるペースがあったのに本当に悔しい

彼を責めるつもりはありません。彼とはレース後に話をしてレーシングアクシデントだということで考えが一致しています。自分も彼が見えなかったし、彼も自分のことが見えなかったということでした。トップ5、もしかしたら表彰台は狙えるペースがあったのに転倒し、ピットに戻ってくるのは本当に悔しいですよ。」

常識としてイン側が空いていれば、そこに飛び込んでオーバーテイクをしかけるのがレースです。誰かがラインを外したら、そのインを狙うのは当然でしょう。限界での走行をしていればそうではないこともありますけど、もし自分がラインを外してイン側に戻る時は、常に他のライダーがそこにいないか注意を払います。」
ミゲル・オリヴェイラ

自分がポルならば、レースに対するアプローチに疑問を抱く

もしそこにライダーがいればラインが交錯するのは、考えなくてもわかることです。今回のケースではポルがイン側を見ておらず、こうした出来事が起きています。しかし彼を責めたいわけではありません。KTM側に言ったところでなにか変わるわけでもありません。」

これはレースに参加するライダー個人が常識として持っているべき考えで、もし自分がポルであれば、連続して同じ形での接触をしている時点で、自分のレースに対するアプローチは正しいのか?と考えるでしょう。

(Source: tech3)

(Photo courtesy of michelin、KTM)