カワサキ ジョナサン・レイ、アレックス・ロウズと共に鈴鹿8耐テストを完了

カワサキ ジョナサン・レイ、アレックス・ロウズと共に鈴鹿8耐テストを完了

KRTのジョナサン・レイ、アレックス・ロウズ、KRT/Provecのテクニカルスタッフ、マネジメントスタッフが日本を拠点とするKMCのスタッフに加わって、鈴鹿8耐に備えたテストを行った。なお、レースウィームには30人以上のスタッフが参加することになる。

今回のテストでは、集まったメンバーがお互いを知ること、そして長い耐久レースの中で行われるピット作業の効率を向上させ、ライダーとマシンのポテンシャルを向上させる機会となった。鈴鹿のピットボックスはあまり大きくないため、ホイール交換、給油、ロジスティクスなどに多くの練習が必要となる。EWCにおいてはピットの時間短縮はコースでのタイムアップと同様に重要となるのだ。テストはフルウェットからドライまで様々なコンディションでテスト走行が行われ、1ヶ月後に開催となるレースに向けて、チームとライダーは多くの経験を積むことが出来た。

なお鈴鹿8耐ではFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)で使用されているピレリ(Pirelli)タイヤではなく、ブリヂストンタイヤを使用する。全体的なセッティングの最適化、EWCレギュレーションで求められる技術パッケージにも慣れることが必要となる。

ジョナサン・レイとアレックス・ロウズはそれぞれに鈴鹿8耐の優勝経験を持っているが、同じマシンでペアを組んで走るのはこれが初めてだ。アレックス・ロウズにとっても鈴鹿8耐で初めてカワサキのバイクを走らせることになる。ライダー達にとっても久しぶりの鈴鹿8耐となるため、コースレイアウトや路面コンディションへの適応が必要となる。

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ジョナサン・レイ

「日本に帰ってNinja ZX-10RRを耐久レースで走らせることができるのは嬉しいですね。特にエレクトロニクス、フューエルマッピング、タイヤはWSBKのマシンとは大きく異なります。サーキットも自分にとっては久しぶりなので、初日はスピードを取り戻すのに少し苦労しました。テストを通じて一歩一歩、フィーリングは良くなっていきました。」

「これからレースウイークエンドに向けて、この調子で作業を続けていきます。KRTチームでアレックスとガレージを共有出来るのは嬉しいことです。すべてが穏やかで誰もが互いを理解して良い雰囲気です。数週間後にまた鈴鹿でファンの皆さんに会いたいですし、レースの雰囲気を味わいたいと思っています。今シーズンで最大のチャレンジになると思いますが、テストでは良い結果を得ることが出来ました。」

アレックス・ロウズ

「日本で走行出来て本当に嬉しいです。鈴鹿8耐では初めてグリーンのスーツを着ることになります。今年のレースに向けて充実した2日間を過ごすことが出来ました。いつもはジョナサンとレースをしているので、今回は協力して作業が出来たのは嬉しいです。マシンのセットアップ改善のためにチームと共に作業を進めていますし、レースが楽しみです。」

「周回を重ねるごとにフィーリングが良くなっています。WSBKからの調整は時間がかかりますしレースのフォーマットも異なります。全体的にポジティブでしたし、来月にジョニーとレオンと一緒に走れるのが楽しみです。」

KRTチーム・マネージャー ギム・ロダ

「最初の走行日は4つのセッションを行いました。最初のセッションは雨、他の3つのセッションはドライ、もしくはドライに近いコンディションでした。4回目のセッションの最後の10分間は小雨が降っていたので、早めにテストを切り上げています。」

「技術面では、KMCとともにNinja ZX-10RRのシャシーセットアップと、レースやライディングの戦略に合わせて最適なエンジン戦略を決定しているところです。耐久レースは科学であり、全体的な戦略の一部として多くの要素を考慮する必要があります。関係者全員がこのことを理解し、自分の役割を果たさなければなりません。」

「ライダーに関しては、ジョナサンもアレックスも、マシン、タイヤ、コースと徐々にリズムを掴んでいます。2人共このコースでの優勝経験があり、レースに向けて計画的に作業を進める方法を知っています。ピットでは、KRT ProvecのメンバーとKMCのエンジニアがひとつのサポートチームとして、効率的に作業できる環境を作ることに重点を置いています。」

「私たちの長年の経験と効率的な組織によって、この作業は思ったより簡単なものになりました。KMCジャパンのサポートは心強く、モチベーションを高めてくれますし、KRTのWorldSBKプロジェクトをベースにして、強固な体制を構築していくつもりです。2022年の鈴鹿8耐に向けた我々のミッションはシンプルで、強力で安定感のあるプロジェクトを作り上げることです。」

(Photo courtesy of KRT)

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