練習走行からスピードを発揮したフランチェスコ・バニャイアは、予選でポールポジションを獲得、スプリント、決勝レースで優勝し、開幕戦ポルトガル以来となる週末の2レースで優勝を手にした。今まではロッシの最高峰クラスでの活躍を見てきたペッコが、ロッシと同じ景色を見ることになったわけだが、バイクのパッケージ、ライディング共に完成度の高いペッコに太刀打ち出来るのは、完成度の高い同じDucatiであるのは、ライバルからすると大きな悲劇だ。[adchord]
ファンを楽しませるレースが出来たことが嬉しい
フランチェスコ・バニャイア
「今週末は今年の中で最高の週末でした。ポールポジション、スプリントレース、決勝レースでの優勝と本当に嬉しいですね。チーム、ガレージ共に素晴らしい仕事をしてくれたので、レースに向けてしっかりと準備が出来ました。今週末は本当に多くの応援を感じることが出来て最高でした。本当に楽しみました。本当に多くのファンが詰めかけてくれましたし、何よりも嬉しいことですね。」
「今日はミディアムタイヤでプッシュして前に行きたかったんです。多くの選手がソフトを使用していましたから、スタートでギャップを開いていきたかったんです。しかしホルヘがプッシュしてついてきて、自分もプッシュしつつギャップを開きたかったものの難しかったですね。レースが進む中でタイヤが摩耗してフロントも右側が完全になくなってしまっていましたから。ムジェロの応援はほんとに凄いもので、優勝して上から見たファンがトラックに溢れる景色は忘れる事はできません。ファンの皆さんを楽しませるレースが出来たことを嬉しく思います。」
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。
