マルコ・ベッツェッキはカタルーニャGPで巻き添えを受けて転倒した形で、映像を見る限り、身構える時間もなくバイク、路面とヒットした状況だったようだ。右足、背中、左手を負傷しており、中でも左手親指の痛みが強いようだ。左手親指はライドハイトデバイスの操作である程度頻繁に使用するだろうし、もしマルコ・ベッツェッキがサムブレーキを使用しているのであれば、その操作にもある程度の影響は出るだろう。

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左手は強くハンドルを握れない状況だった

マルコ・ベッツェッキ

「カタルーニャGPでの転倒では巻き込まれて転倒した形で、転倒後すぐに左手の親指に痛みを感じました。その後はアドレナリンも出ていたので、痛みをさほど感じずにレースが出来ました。でも最適なフロントタイヤが残っていませんでしたし、良いレースではありませんでした。」

「ただ、ライディング中も右足、背中に大きな痛みを抱えながらのライディングでした。念のため自宅に戻った後に検査を受けましたが、骨折などはなく酷い打撲のみでした。左手は強くハンドルを握れない状況だったので、1日3回理学療法を受けるなどして調整をしています。今日も昨日と比較すると状況は良くなっていますし、金曜日の走行に大きな支障はないと思っています。」

(Photo courtesy of michelin)