マルク・マルケスは土曜時点でセットアップを間違えたことで苦戦、スプリントでは最適な状況にバイクを調整し、スタート、そして続く周で素晴らしいペースを維持して走行、2位を獲得した。このペースはマルクにとって大きな自信となるが、決勝レースも13番手スタートとなることは大きなハンデでもある。

決勝の13番手スタートは大きなハンデ
マルク・マルケス
「今回はバイクの学習がさらに進みました。金曜日は間違った方向に進んでしまったんですが、しっかりベストな状態に戻すことが出来ました。Q1は自身が持てない状況、イエローフラッグ、ミスもあったんです。スピードはあるものの、それを表現出来ていない状況でした。スプリントではスタートも良かったですが、その次の周で発揮したペースが非常に良かったんです。あのペースはマルティン、マルコと同様の最速ペースでした。これが非常に重要でしたし、嬉しく思いますね。」
「スタートは確かに非常に重要ですし、運もあります。ただ非常に集中もしていました。最後にマルコ・ベッツェッキを徐々に捉えていったのも良かったですね。明日の決勝も13番手スタートですが、あれはQ1のオリベイラのラストラップが凄かったので仕方ありません。厳しいレースになるでしょうが、明日は明日のベストを探していきます。天候は崩れる予想ですから、シチュエーションにおけるベストな形でレースをしたいと思います。」
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。