今後の方向性が見えたテスト初日
ミルは昨シーズン最終戦のソリダリティGPで使用したバイクに近い仕様からスタート。テストを通じてさまざまな新パーツを比較・評価しながら走行を重ねた。合計54周を走行し、午後にはタイムを縮め、1分58秒115を記録して6番手で初日を終えた。ミルはホンダRC213Vのフィーリングが大きく向上し、より自然にライディングできるようになったことに満足している。
ジョアン・ミル(初日6位/1’58.115)
「今日は2台の異なるバイクを試しましたが、完全に旧型・新型というわけではなく、両方の良い部分を探る作業を行いました。午前中のうちに多くの作業を進め、午後は短期的な成果を重視して走行しました。セッションを重ねるごとに改善でき、ユーズドタイヤでも新品タイヤでも良いタイムを出せました。 」
「特に嬉しいのは、今後の方向性が見えたことです。自分のスタイルで自然にライディングできるセットアップとジオメトリーを見つけられ、楽しく走ることができました。ホンダは僕が求める走りを可能にするパッケージを用意してくれていて、それが一番大きいですね。毎回の走行で楽しく乗れたので、すごく満足しています。」
「もちろん、まだ改善すべき点はありますが、確実に前進しています。次の2日間でさらに細かい部分を詰めていきますが、初日としては非常に良いスタートでした。」
(Photo courtesy of michelin)