ソフトタイヤ選択も冷静な走りで8位入賞
マリーニは7番グリッドからスタートし、序盤からホンダ勢のザルコ、ミルと三つ巴のバトルを展開。中盤にはトップ5争いを視界に入れる位置まで浮上するが、選択したソフトタイヤにより終盤のグリップ低下に苦しむ。それでも集中力を切らすことなくポジションを守り切り、最終的に8位でチェッカー。ホンダRC213Vでのベストリザルトを更新し、ランキング9位(20ポイント)に浮上した。

ルカ・マリーニ
「マシンはレースごとに進化していますし、今日はセットアップでも大きな前進がありました。バイクの動きが特にコーナー進入で良くなっていて、走るのが楽しく感じられるレベルまで来ています。ただ、今回はタイヤ選択を誤りました。前後ともソフトにしたのは、この状況では初めてのミスでした。金曜は乾くのに時間がかかったのですが、今日はすぐに乾いてしまいました。それでもこの結果が出たのはポジティブですし、すべてが噛み合えばもっと上を狙えると感じています。」
(Photo courtesy of HRC)