タフな週末で掴んだ確かな結果

小椋藍は、スプリントと決勝レースの両方で確かな成長を感じさせる走りを見せた。スプリントではスタートでポジションを上げ、速いライダーたちに食らいつく展開から多くを学び、終盤にはベッツェッキやビンダー相手にオーバーテイクを成功させた。決勝では9位とトップ10入りを果たし、複数の転倒によるポジションアップながらも、タフな週末を乗り越えた結果として評価。冷静に状況を観察しながら着実に結果を残す姿勢はシーズン後半、そして来年のさらなる飛躍を感じさせてくれる。

小椋 藍

「スプリントではスタートで順位を上げて速いライダーについていくことが出来ました。多くを学ぶことが出来ましたし、最後は数名のライダーをパスすることも出来ました。内容は良かったですしマルコ・ベッツェッキとも最後はバトルが出来ました。それにビンダーもオーバーテイク出来たのは良かったですね。」

「決勝レースでも9位でしたが、タフな週末で悪くない結果だと思います。スプリントでは自分で順位を上げることができましたが、決勝の9位は6名くらいのライダーが前で転倒したおかげです。自分の側で何かを出来たわけではないんですが、トップ10フィニッシュですから、自分とチームにとっては良い週末になったと思います。」