GASGASは現在のテック3 KTM ファクトリーレーシングと組んで2023年からMotoGPに参戦する。フルファクトリー体制での参戦となるが、扱いとしてはKTMというメーカーの傘下で、GASGASというブランドが参戦、マシンはKTMファクトリーと完全に同一のものとなる。
GASGASはKTMのブランドの1つ
マイク・ウェッブ MotoGPレースディレクター
「来年GASGASがMotoGPに参戦します。参戦するチームはテック3チームとなります。GASGASはKTMのブランドの1つですし、技術的にはKTMと同じバイクではあります。ですからレギュレーション上でも1つのメーカー(KTM)として扱うことになります。」
「コンセッションの扱いにおいても同じバイクであるわけですから、別々の開発が許されるものではありません。ですからGASGASにコンセッションは適用されません。新しいメーカーではなく、新しい”ブランド”であるという考えです。」
「Moto3ではKTMはマニュファクチャラーポイントの形状の仕方を分けており、KTM、GASGAS、ハスクバーナそれぞれがポイントを獲得します。しかし、MotoGPでは、KTMというマニュファクチャラーの下にKTM、GASGASというブランドが分かれる形ですので、マニュファクチャラーポイントはすべてKTMのポイントとなります。」
(Photo courtesy of GASGAS)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。
