ウェットコンディション、ドライコンディションの両方で速さを発揮しているマルケス選手は、Q2の終了直前にトラックの混雑が少なくなったところでポールポジションを獲得したタイムを記録。いずれのコンディションでもスピードがあり、なおかつ直接のライバルであるドヴィツィオーゾ選手が11番手スタートということで、ポイント差を広げる絶好のチャンスと言えるでしょう。
Q
「ここフィリップアイランドでポールポジションを獲得しました。ドヴィが11番手という中で非常に重要な結果だと言えますが、かなりトラック上は混んでいるようでしたね。」
予選1位 マルク・マルケス
「ここではスリップストリームを使用するとかなりラップタイム短縮に効果があるんです。最初のタイヤを履いた際のアタックでは、イアンノーネとミラーが後ろに張り付いていて、ほとんど同じようなタイムを獲得していました。2本目のタイヤを履いて走りだした時は良いタイムを出せるのはわかっていたので、トラック上で他の選手と一緒に走らないように気をつけました。2本目は後ろに数名のライダーがいましたが、クリアトラックで走る事が出来ました。良い形でフロントに来る事が出来ました。ペースやリズムに関しても嬉しいですね。後は明日の天候がどうなるかでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。