ジョアン・ミルは2位を獲得しようとして結果的に4位でレースを終えたが、内容は非常にポジティブなものだった。昨年からの強みであるレース後半の追い上げを見せ、確かな存在感を見せた。焦らず着実に順位をアップし、ポイントを重ねていくアプローチは今年も健在で、レース後の落ち着いた立ち居振る舞いも、さすがチャンピオンと思わせる堂々した走りが印象的だった。
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ポイント獲得出来たことが重要
4位 ジョアン・ミル 42’29.885
「テストではいろいろな内容を試し過ぎて混乱してしまったのかもしれません。今日は今まで既に試していた内容を試したところ、すぐにフィーリングを感じることが出来ました。次回のレースはより明確案状況でスタートが出来るはずです。レースの内容も次回は良くなることを願っています。」
「2位になろうとして4位になってしまいました。ヨハン・ザルコの後ろで3位で走行していれば、スリップストリームで3位になれたでしょう。ペッコが後ろにいたのは気づいていなかったので、結果的にストレートで2台のDucatiに抜かれてしまいました。Ducatiのほうがパワーがあるわけですから、それが目に見える形で結果になっただけのことです。」
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「最終コーナーはハードブレーキングをして少しラインがワイドになってしまいました。立ち上がりで加速が鈍くなったというよりは、コーナーでワイドに走行してしまったのでコーナリングスピードが遅くなってしまったのはありますね。」
「いずれにしても、ポイントを獲得出来たのは大きいですよ。そのために2位を獲得しようとトライしたわけですから。もちろん20ポイントのほうが良かったのは間違いないですけどね。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)