今回スズキはこれといって目新しい内容のテストはなかったようだが、怪我で欠場していたミルがMotoGPバイクのフィーリングを取り戻すためには、むしろこういてテストで良かったと言えるだろう。新しいパーツの評価に気を取られるよりは、今までと同じバイクで走りこみ、フィーリングを取り戻すことが重要だったはずだ。
ジョアン・ミル
「バイクに乗ったフィーリングは良かったですね。昨日よりもフィーリングは改善していると思います。ここまで良い調子で走れるなんて予想以上だと言えますね。まだ100%に回復はしていませんから今は少し疲れています。技術的な内容のテストを犠牲にすることなくポジティブなテストを進めることが出来ました。この先2週間体を休めることが出来ますし、次回のレースに備えてトレーニングを進めることも出来ます。今回は主にセッティング作業を進めていました。しっかりとフィーリングを取り戻すことに集中していました。」
(Source: suzuki-racing)
(Photo courtesy of michelin)
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