スプリントレースは鳥との接触で波乱の幕開け
スプリントレースはウォームアップ時点でマルコ・ベッツェッキが海鳥と衝突する幕開けとなった。スタートではアレックス・マルケスが飛び出しホールショットを奪う。その後はアプリリアのラウル・フェルナンデスが首位に立ち、マルコ・ベッツェッキが追うアプリリアワン・ツー体制が確立。
3位争いは三つ巴の激戦に
3位をアレックス・マルケス、ジャック・ミラー、ペドロ・アコスタが激しく争う展開となった。3位争いではミラーがアレックス・マルケスを抜くも、その後アコスタがアレックス・マルケス、ジャック・ミラーの2台をストレートで抜いて3位に浮上。
ベッツェッキがラウルを抜いて優勝
首位争いではマルコ・ベッツェッキが一回オーバーテイクに失敗したものの、二回目のアタックでラウルをパス。その後圧倒的なペースでレースをリードしてそのまま優勝。圧倒的なペースの差を見せつけ、明日の決勝レースでダブルロングラップを抱えながらも、上位での完走に期待がかかる。

アコスタが表彰台を確保、地元ミラーは4位
3位はジャック・ミラーとアレックス・マルケスを抑えきったアコスタが入った。4位のジャック・ミラーは地元オーストラリアで最上位のヤマハライダーとしてフィニッシュした。5位は4位争いに終盤参加したファビオ・ディ・ジャンアントニオ、6位アレックス・マルケス、7位ファビオ・クアルタラロ、8位ルカ・マリーニ、9位はKTMテストライダーのポル・エスパルガロとなった。
バニャイアは不調で18位に沈む
なお、フランチェスコ・バニャイアはレース中に何らかのマシン不調かフィーリングの悪化か、レース開始後から順位を落としていき、最終的にチャントラの背後で18位でレースを終えた。
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。