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イギリスでバウティスタを抜いてチャンピオンシップスタンディングトップとなったレイは、アメリカでさらにそのリードを広げた。ミスをしないよう気をつけていたと語るとおり、終始安定したペースで危なげなく走行した。

レース1はジョナサン・レイがポールポジションからレースをリード。これにDucatiのデイビス、アルヴァロ・バウティスタが追いすがる展開。しかしアルヴァロ・バウティスタは3位走行中に単独でフロントから転倒。続くDNFの流れ

スーパーポールでポールポジションを獲得したのはカワサキのジョナサン・レイ、2位デイビス、3位アルヴァロ・バウティスタ、4位サイクス、5位ハスラム、6位トーレス、7位ラズガトリオグル、8位ロウズ、9位バズ、10位ラバティー

FP3でトップタイムを獲得したのはジョナサン・レイ、2位デイビス、3位アルヴァロ・バウティスタ、4位ラズガトリオグル、5位ロウズ、6位ハスラム、7位トーレス、8位バズ、9位サイクス、10位メルカドとなった。

フロント、リア共に様々なタイヤを使用したハスラム。まるで違うトラックと語るラグナ・セカで記録を残せるか。

現時点でチャンピオンシップ首位のレイは、昨年苦戦したフロントタイヤをこの時点から決めるべく、積極的にタイヤをテスト。FP3にてさらなる改善を目指す。

WSBKのラグナ・セカ戦、FP2でトップタイムを記録したのはDucatiのチャズ・デイビス、2位ジョナサン・レイ、3位アルヴァロ・バウティスタはFP2で大幅にタイムを改善。4位トム・サイクス、5位レオン・ハスラム

WSBKのラグナ・セカ戦、FP1でトップタイムを記録したのはカワサキのジョナサン・レイ、2位にBMWのトム・サイクス、3位カワサキのトプラック・ラズガトリオグル、4位アレックス・ロウズ、5位マイケル・ファン・デル・マーク

例年7月にマン島で開催されているSouthern 100に出場していたマイケル・ダンロップは、激しく転倒し骨盤を骨折した疑い。

引退を表明してから初めてのレースとなるマルコ・メランドリ。素晴らしい思い出があると語るラグナ・セカでのレースもこれが最後。アメリカのファンにその雄姿を見せつけることが出来るか。

ドニントンにおいても手首の負傷が残ったまま結果を残したマイケル・ファン・デル・マーク。体調は100％では無いながらポイントを獲得していますので、今週末も結果を残すことが期待されます。

夏休み前に表彰台獲得を目指すロウズ。チャンピオンシップにおいては現在4位、夏休み前にチームメイトであるマイケル・ファン・デル・マークに追いつく事が出来るか？

ハスラムはラグナ・セカでは表彰台を獲得したことがありません。まずは表彰台獲得を目指すとのことですが、レイアウト的にもDucatiが戦闘力を発揮することを予想しています。

ラグナ・セカを終えると、WSBKは9月のポルトガルまで長い夏休みとなります。バウティスタにとってはWSBKマシンではやはり初となるラグナ・セカ。レイはポイントスタンディングでバウティスタを上回ったままで、夏休みを迎えるこ

GRTヤマハからWSBKに参戦しているマルコ・メランドリが、WSBK最終戦のカタールGPでの引退を発表しました。メランドリは15歳で1998年に世界戦に参戦。アッセンで遂げた勝利はグランプリレースにおける史上最年少記録と

怪我をしている状態でドニントン・パークに出場出来るのか心配されたマイケル・ファン・デル・マークですが、しっかりとポイントを獲得して完走。今週末のラグナ・セカでも自信を持って挑めるとのこと。

このところ表彰台が遠いロウズ。週末を通じて後一歩のペースが足りず、予選で前に出られず、スーパーポールレースで前に行けないとレース2でも苦戦が続いてしまいます。ラグナ・セカではまずは練習走行〜予選の中で着実に結果を出すこと

ジョナサン・レイを追い上げるレースが増えてきたトプラック。今回もレイを追い立ててあと僅かで優勝出来るところでしたが、今回も叶いませんでした。しかし最強王者であるレイとバトルを繰り広げることで、着実にレースでの勝ち方を学習

表彰台と5位という結果を残したハスラム。チャンピオンシップ3位、4位のマイケル・ファン・デル・マーク、ロウズとの差は縮まっています。この後の後半戦のレースでさらに接近出来るか。

地元イギリスで3レースを制したレイ。ドニントン・パークで強いサイクス、好調が続くトプラックとの戦いを制し、バウティスタを抜いてチャンピオンシップをリードする形となりました。